イベントレポート

2024.12.10

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未来へ届け、みんなの笑顔。しおや60周年感謝まつり


塩谷町は、令和7年2月11日に町制施行60周年を迎えます。

それを記念し、11月30日に塩谷町役場にて「しおや60周年感謝まつり」を開催しました!

当日は天気に恵まれたこともあり、町内外から約700人の方々にご来場いただきました。

今回は、イベントや各ブースの様子を写真でお伝えします。

塩谷の子どもたちのために。町役場の若手職員が企画

今回のイベントは、20代から30代の塩谷町役場職員が中心となり、7月から企画を練ってきました。

地域の将来を担う子どもたちの記憶に残るようなものにしたい。

その想いのもと、町内へのチラシ配布、広報紙やInstagramでの告知のほか、新聞やラジオなどでも広報活動を行い当日を迎えました。

スタート直後から多くの方が来場

イベントは土曜日の10時スタートでしたが、開場して一時間も経たないうちに役場庁舎は多くの人で賑わいました。

受付でパンフレットが配布され、来場者の方々はここから各ブースへ。

350株限定!苗木配布会

開場前から行列ができていたのは、マロニエメイツによるジューンベリーの苗木配布会。

ジューンベリーの木は白い花を咲かせ、果実はジャムなどに加工できます。

「みどりの募金」も同時に実施しました。

みんなでつくるペイントアート

町内の未就学児・小学生・中学生にアート作品の一部を担ってもらうために、事前に将来の夢や自分の想い・気持ちを込めて絵や文字を書いてもらい7割程度作っていました。

 

当日の参加者は残りの3割を埋めて、最終的に未来への成長と架け橋をイメージした虹と大樹の作品「想(そう)」を完成させました。

バイオリン&エレクトーン演奏

音楽ユニット「カプリッチョ」のお二人によるバイオリンとエレクトーンの演奏が行われました。

「カプリッチョ」とは音楽用語で「気ままに」という意味があるそうです。

美しい二重奏の音色が庁舎内に響き渡りました。

はたらく車展示会

外の駐車場エリアには消防車、救急車、パトカー、自衛隊のパジェロが大集合!

試乗と制服の試着ができました。

記念写真をパシャリ。

めざせピッタリ60チャレンジ!

町制施行60周年にちなみ、3つのチャレンジが用意されていました。

・ピッタリ止めろ!6.00秒チャレンジ

・どれが60グラム?お米クイズ

・ピッタリ60センチ当てゲーム

ピタリ賞の方にもはずれの方にもお菓子をプレゼント。

利き水~湧き水マスターへの道~

真の塩谷町民なら「尚仁沢」の味は完璧にわかるはず!?

ということで、「尚仁沢湧水」と「ウォーターサーバーの水」を飲み比べていただきました。

立ち止まって考え込む皆さん。違いが分かったかな?

お楽しみ抽選会

ペイントアート・60チャレンジ・利き水体験をすると、抽選会で最大3回くじを引くことができます。

見事当選した方には高級アイス引換券や、テーマパークペアチケットなどが贈呈されました。

宇都宮大学スマホ相談会

宇都宮大学の学生によるスマホ相談ブースもありました。

明治安田生命「健康チェック」&日本公衆電話会「災害用伝言ダイヤル171体験会」

室内では、明治安田生命による健康チェックで握力や野菜摂取量を測る方も。

日本公衆電話会では公衆電話を使って、災害時のいざというときに使える情報が学べました。

塩谷中学校&作新学院高校の作品展示

塩谷中学校では、3年前から「塩谷町」をテーマにした卒業制作を3年生が行っており、それらの作品が庁舎内に展示されていました。

11月に行われた生涯学習フェスティバルにて、作新学院高校書道部の皆さんが書道パフォーマンスを披露した時の作品もありました。

飲食ブース

町内外の6飲食店が集い、キッチンカーやテントで販売を行いました。

売り切れや行列ができているお店もありました。

バルーンリリース

イベントの最後は、子どもたちによるバルーンリリースを行いました。

風船は環境に配慮し、100%自然に還る素材を使用。

「せーの!」で色とりどりのバルーンが一斉に空へと飛び立っていきました。

終わりに

今回のイベントは、500人程度の来場を見込んでいたところ、その予想を超える700人弱の方にご来場いただきました。

特に子ども連れのご家族が多く、笑顔のお子さんの姿があちこちで見られました。

最後に、イベントのプロジェクトリーダーを務めた和氣啓志さんにコメントをいただきました。

「しおや60周年感謝まつりは、役場若手職員が中心となって企画してきたイベントです。

多くの方の御協力のもと、当日はたくさんの子ども達やご家族にご来場いただきました。

おかげさまで素晴らしいイベントとすることができました。

誠にありがとうございました。

町内の子ども達と当日の来場者で作り上げた作品『想』は庁舎内に展示してあります。

将来、子ども達が大きくなった時に、『塩谷町』の思い出の一つになってもらえたら嬉しいです」

塩谷町は、来年2025年にも町制60周年を記念したどんど焼きや式典の開催を予定しています。

詳細は塩谷町役場ホームページや、公式Instagramでお知らせしますのでお楽しみに!

(11月30日取材 地域おこし協力隊 小松原啓加)