イベントレポート

2023.08.23

  • #地元

100年続く山車と神輿の伝統。玉生宿区天王祭

7月15日16日、玉生宿区で天王祭が行われました。
天王祭は玉生宿区の年中行事の中で最も大きな祭典で、100年以上の歴史があります。

コロナ禍による中止から4年ぶりに復活した様子を写真でお伝えします。

華やかに祭り提灯や花を飾った山車は、夕方5時から二日間にかけて区内を回りました。

子どもも大人も一緒に綱を引っ張ります。

一日目は山車の後ろに子ども神輿が続きました。

二日目は、「玉生宿お祭り保存会」による「あばれ神輿」が区内の各ご家庭を練り歩きました。

10名ほどの担ぎ手が上下に激しくゆすりながら、「わっしょい!」の掛け声で2回転3回転と豪快にまわります。

18時から始まり徐々に日も暮れ、最後は22時に玉生宿区公民館前にて終了しました。

歴史と伝統ある天王祭ですが、少子高齢化などの影響により、山車の引手や神輿の担ぎ手が徐々に減ってきています。

玉生宿お祭り保存会では、町内外問わず神輿の担ぎ手を募集しています。

来年は法被を身にまとい、塩谷町で熱い二日間を体験してみませんか。

 

(2023年7月15.16日取材 地域おこし協力隊 小松原 啓加)