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ウォーキングのまち。2024しおや100キロウォーク
4月20日と21日の二日間、しおや湧水の里ウォーク実行委員会主催による「2024しおや100キロウォーク大会」が開催されました。
町内全体を使った100キロのコースを24時間以内に完歩するこの大会は、今年で8回目の開催になります。
しおやの春の風物詩になりつつある当イベントの様子を取材しました。
開会式
大会一日目、21日の9時半から開会式が行われました。
遠藤広実 実行委員長をはじめ、
見形和久 塩谷町長、
小菅哲男 栃木県議会議員からの挨拶がありました。
茨城と群馬の100キロウォーク実行委員も応援に駆けつけ、スタート前の会場の雰囲気は高まります。
開会式終了後、全体での記念撮影を行いました。
今回の参加者は全国から578人。
塩谷町のマスコットキャラクター「ユリピー」も登場しました。
スタート
10時に玉生小のグラウンドから一斉スタート。
安全のため設けている最初の追い抜き禁止コースは、見形町長と小菅県議員が先導しました。
まずは9.3km先の第一エイド、東古屋湖を目指して出発!
熊ノ木コースエリア
スタート後は高原山方面に向かって荒川沿いを歩きます。
この日は午前中から日差しが強く、汗ばむ陽気でした。
皆さん軽快な足取りで進んでいきます。
第一エイド:東古屋湖管理事務所
しおや100キロウォークのコース中には、計15ヵ所のエイドが設置されています。
曲がりくねった山道を上った先にあるのが、最初の東古屋エイドです。
ここでは飲み物と、町内の和菓子屋・酒種まんじゅう本舗の酒種まんじゅうが配られました。
第六エイド:道の駅 湧水の郷しおや
27.3km地点にあるのが道の駅のエイド。
町内の農業生産法人・和氣ふぁーむの揚げもちと、町内産のいちごが提供されました。
どのエイドでも、塩谷の地元の方々があたたかく選手の皆さんを迎えます。
「お疲れ様です。がんばって!」
IBUKI GPS
本大会では選手の皆さんが安全なコース歩行ができるよう、IBUKIのGPSシステムを導入。
夜間でもインターネット上からリアルタイムで現在地を確認することができました。
ゴール
ゴール地点はスタートと同じ玉生小のグラウンドです。
真夜中前にゴールするトップ選手や、夜が明けた後たどり着く選手などさまざま。
完歩者全員に町内産のニラが手渡されました。
達成感をにじませた笑顔で記念撮影。
408朝市
二日目、21日の7時から10時まで、選手に向けて朝市が開かれました。
塩谷町の若手農業者団体「4Hクラブ」の農産物や、尚仁沢の水を販売。
町外からの皆さんに塩谷町をPRしました。
おわりに
大会実行委員長の遠藤さんは、
「多くの方の支えがあっての大会。最後の人がゴールして、事故や怪我なく終わるとほっとする」と話していました。
ウォーキングのまち・塩谷町全体が活気付く100キロウォーク大会でした。
(2024年4月20日・21日取材 地域おこし協力隊 小松原啓加)