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100年続く山車と神輿の伝統。玉生宿区天王祭
7月15日16日、玉生宿区で天王祭が行われました。
天王祭は玉生宿区の年中行事の中で最も大きな祭典で、100年以上の歴史があります。
コロナ禍による中止から4年ぶりに復活した様子を写真でお伝えします。
華やかに祭り提灯や花を飾った山車は、夕方5時から二日間にかけて区内を回りました。
子どもも大人も一緒に綱を引っ張ります。
一日目は山車の後ろに子ども神輿が続きました。
二日目は、「玉生宿お祭り保存会」による「あばれ神輿」が区内の各ご家庭を練り歩きました。
10名ほどの担ぎ手が上下に激しくゆすりながら、「わっしょい!」の掛け声で2回転3回転と豪快にまわります。
18時から始まり徐々に日も暮れ、最後は22時に玉生宿区公民館前にて終了しました。
歴史と伝統ある天王祭ですが、少子高齢化などの影響により、山車の引手や神輿の担ぎ手が徐々に減ってきています。
玉生宿お祭り保存会では、町内外問わず神輿の担ぎ手を募集しています。
来年は法被を身にまとい、塩谷町で熱い二日間を体験してみませんか。
(2023年7月15.16日取材 地域おこし協力隊 小松原 啓加)